@八千代市市民会館
作:せたそー演劇部+岡崎恵介
出演:東京都立世田谷総合高校演劇部
申し訳ありません…。開演に間に合わず,15分ほど遅れて観ました。
最初から最後まで通して初めて観たことになると思うので,ストーリーについては書けません…!
舞台から伝わってきたあれこれについて書きたいと思います。メモ程度で受け取ってください…。
東京都の高校のお芝居を観るのは,これが初めてでした。
日本の中心で暮らす高校生達は,何を見て何を考え何を表現するのか。私も今は同じ都民なので,気になっていました。
パンフレットの写真にもありましたが,舞台セットが服・服・服…!
いろーんなものが,服で作られていました。このゴチャゴチャした感じ。ぱっと見て,マームとジプシーとか,FUKAIPRODUCE羽衣とか,そういったカンパニーを連想しました。小劇場の混ぜこぜなお芝居。ああいう文化を吸って育っている高校生が作っている!という感じが伝わってきました。いろーんな要素があって,混沌としている。それが服のセットによく出ているなと思いました。
だからカズムの心が散らかっているときは舞台もとっちらかってるし,なんとかしなきゃというときにはなんとなく山になる。でもまた服を使ってリバースしてる。←ここすごかったです。こう来るか,と…。
登場するキャストさんは5人で,舞台の奥の方に5脚のパイプ椅子があるのだけど,私が入ってからはあんまり活用されていない気がして,(出だしでどう使ったんだろう)と思いました。実際に腰かけなくても,シンボルとして使っていたのかな。
あ。そうそう。この舞台が東京っぽいと思ったもう一つの要素が,照明!
チカチカ変わりながら場面転換するあたり!直感的に(東京っぽい!)と思いました。
はい。全くの主観です。笑
だらしない親とか,自分の立ち位置とか,そういった混沌とした環境下で生きる高校生達の「打破したい何か」が見えたように思います。
せたそーの皆さん,お疲れさまでした。
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