(梶の葉祭公演パンフレットより)
@長野県長野西高校梶の葉ルーム
作:ラーメンズ
出演:長野県長野西高校演劇班
この週は,土曜の午前に北信の長野東,日曜の午後に東信の上田東に行くことは決まっていました。
間の時間をどう過ごすか!と考えた時に,頭の中の会議で(そうだ気になる高校へ行こう)ということになり,その一校を長野西に決めました。
個人的に,長野西は今長野県で一番アツイ(熱い・厚い)学校だと思っているのと,私が現役のときに超お世話になった副顧問の出身校なので行ってみたーい!となったのです。
長野西といえば9年前に『めぐるめぐる梶の葉たち』という長野西をモチーフにした作品を作っていて,関東まで進んでいた学校。断片ですが今でも覚えてます。
でも近年は地区大会に出ていなかったみたいです。その理由っぽいものがわかりました。
班員さんが2人…!
と,お手伝いで1人…!
しかも今年は新入生さんが入らなかったようです。800名を超える長野西高生がいるのに!それぶんの2って!!!
いろいろご苦労がおありのようです。
しかし今年から新しい顧問の先生,新しい教頭先生…!(教頭先生,多分班活動指導にはあまり絡まないと思いますが…。でも厚い!)
どんなかなーと思ってお邪魔したのですが…
すっごい集客率!!(゜ ゜)
教室公演だから人数にしたら少ないのかもしれないけど,客席埋まってる率で見るとかなりのもの!班員2人じゃないの!?なんでみんな集まって来てるの!?集まってるならその勢いで入班(と言うのかしら?)すればいいのに!!!
…という想像がばばばばっと浮かびました。笑
いやそれくらい人が来ていたのでびびりました。
なのですが。
まさかの。
開演して15分で終演。
うそーーーーーーん!!!!!(゜∀。)!!!!!!
いやいやいや。
事情はわかるのですが,
でも15分ですかー!?というのが正直なところでした。
お笑いライブじゃないからね…。演劇班の公演だからね…。せめて最低30分はパフォーマンスがあっても良いのかなと思います。2人で一緒に稽古が難しければ,例えば朗読とかでも良いと思います。
(めっちゃ余談ですが,その昔,劇場でバイトしてた頃のこと。とある女優さんが前売りを開始する前に降板してしまって,その作品の上演自体が流れたことがありました。でも枠としてはその作品用に1ヵ月劇場を貸しているから,そのカンパニーは作品を変えて,いろんな役者を引っ張ってきて朗読劇をやった…というのがすごい印象に残ってます。同じ俳優さん女優さんが1ヵ月まるまる出演することはスケジュール的に無理だから,20人の役者が日替わりで出演してつなぐ…みたいな。朗読作品は全部同じもので。降板決定から替わりの公演が決まるまでが超早くて,あのカンパニーすげぇと思ったものです。笑)
でもさすがラーメンズ。作品自体は面白かった,はずです(;ω;)
はずですというのは…
キャストさんおふたりの滑舌があまりクリアでなくて,面白さが伝わって来づらかったから…。
残念!とても残念!言葉で笑わせるのに,言葉が届かないなんてとても致命的!
キャストさんおふたりとも,さ行が弱いのかなーなんて若干分析しながら聞いちゃいました。すみません…。だけどそこがなってなかったら,早口で言われたときはもうお手上げになっちゃうと思うのです。あぁもったいなかった…!
あと滑舌プラス,表情筋があんまり動いていない気がして,ここももったいなかったポイントのひとつです。くちびるの周りはもちろん動いているのですが,ほっぺたとか,口の縦横の動きとか,あんまり見えなかったかなーと思います。なかなか地味でつらい稽古だとは思いますが,明瞭に聴こえたらもっと楽しく見られるんだろうなという期待を込めて…。
いろいろな事情がわからないまま言いますが,せっかく班として活動されているし,地区大会にぜひ戻って来てもらいたいなーなんて思いました。私北信のひとでもなんでもないけど。でもやっぱり他校の存在って刺激になるし,戻ってくる学校があると地区全体も元気になりそうだし!
それこそ昨年の長野県木曽青峰高校演劇部『砂漠の情熱』みたいに2人で40分くらいのお芝居…でも全然良いと思うのです。今回はコントだったけど,ちゃんとお芝居をやっているおふたりをぜひ見てみたいなぁと思います。そうそう。おふたりはキャラの棲み分けができている感じで(笑),どちらも舞台映えする方だったので!ぜひ舞台で観てみたい!そう思います。
いろいろ書いちゃいましたが,今後の長野西さんに期待しています!
以上であります!
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