@Bunkamura オーチャードホール
出演:シルヴィ・ギエム/東京バレエ団
指揮:大友直人
(2015.12.31 BS JAPANの放送を鑑賞)
私が彼女の存在を知ったのは大学生のとき。劇場でバイトするようになってから。私はストレートプレイやコンテンポラリーダンスは好きだけど,バレエとかオペラはそこまで興味がなくて。多分身体表現やせりふは好きでも,型のある様式美や声楽はあまり心にフィットしないのだと思います。
でもダンス雑誌がバイト先にあるので彼女が踊っている写真は観ていて,“100年に1人の逸材”とまで評されていたからどんな人なんだろうと気になっていたのでした。
ギエムが引退すると夏に知り,じゃあもう実際に観られる機会はないのかー。と思っていたのですが!
ある日!東急線に乗っていると!BS JAPANで12月31日に生放送という広告が目に入ってきたのです!
観るしかない!と思って観ました。年末の実家,弟とチャンネル戦争をしながら…。笑
長い肢体。
50歳とは思えない力強さ。
無駄な動きのなさ。
びっくりするくらいしなやかな身体。
曲の盛り上がりと共にダイナミックになっていく動き。
そして東京バレエ団のお兄さんのマッチョな身体。笑←これバレエやってる人達なの!?って本気で思ってしまった。初めてバレエにセクシーさを感じてしまった…。笑
ギエムにしか出せない世界観があって,全く目が離せませんでした。
開始が23時50分過ぎくらいだったので,途中から(これ0時0分までに終わるのかなぁ~)と不安になってきたんですが,23時59分というか0時0分ぴったりに終わったのには驚きました!すごすぎて,思わずテレビの前で拍手しちゃいました。指揮者の大友さんすごい…。
あと,感動しまくっている宮本亜門さんをテレビ越しに見られたのもよかった。笑
世界のバレリーナが一番最後に踊る場所として東京の地を選んでくれたのは,非常に嬉しかったです。
例年はどこかの音楽番組とかをつけてましたが,非常にリッチな年越しになりました。生放送ありがとう…。
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