Saturday, December 6, 2003

長野県松本美須々ヶ丘高校演劇部 自主公演『少女監禁スペシャルバージョン』

@ピカデリーホール(長野・松本市)

作:たかのけんじ

●違う!!何か違う!!絶対違う。・・・ちがう。

●ひっさびさに。本気で久々にお客様としてピカデリーで演劇観ました!!開演30分前から客席に着いているというのがすごく不思議でした(笑)。劇終わった後も、いつもならすぐに席を立ち、ロビーに行くはずが、かなり長い間アンケート書いてました(笑)。・・・あぁ。。。私はお客さん。

●「2階から入場」ということで、階段上って入ると、既にスモークが!!しかもかなり!!大量大量。最初は舞台の方にしかなかったのに、次第に客席にもふわりふわりとやってきて、これが面白かったです。スモークとか、そういうものでもその世界に入れるような気がします。ピカデリーはとにかく形が面白くて、いろんな使い方があると思うのですが、今回は・・・何にたとえればいいんだろう。あ!人形劇のまわりの淵?うーん。とにかく舞台がグルリと黒で囲まれている感じがしました。しかもその、下の方から鬼子母神が出てきて、びっくり&なるほど。

●パンフレットがすごくご丁寧で、(は!そういえば自主公演って初めてかも。)かなり嬉かったのと、世界が広がりました。表紙・裏表紙に(多分)生徒さんの絵が載ってるのと、「鬼子母神伝説」が言葉で、説明されていたこと。表紙には女の子がひとり。おてだましてる。「2番目のサヤ」を演じなければいけなかったのは、ほんとは違う人なのかもしれない、って、ちょっとだけ思ったり。めくるめく矛盾がきっとあったはず。どこかで。で、鬼子母神伝説の方ですが、前々回→前回→今回で、随分理解出来るようになりました。初めて観た時はこんがらがっちゃってよくわからなかったのです。それが前回、能が入ったことによって、混在することが無くなりました☆さらに今回の説明により、はい。
だいぶ。「らくしゅみん」って聴こえたのは、「ラクシュミー」でした。聴力いいのか悪いのか。「釈迦もひどいことをなさる」がようやくわかったです。はいはいそういうことかーって。

●上演するまでの時間が、最近の私からとればすごく長く、パンフレットを一通り読み終わってから、いろんなことをしました。
①舞台装置を眺めた。じ~って。地区の発表会場に比べ、ピカデリーは狭いです。しかしちゃんと箱が2つあって「見かけによらずピカデリーは奥行きがあるな・・・」と思いました。ぼんやり。(そうだ。劇祭の打ち上げで何十人もいたし・・・。)ちょっと前より変ってたかも。さらにいろんなことに使えるようになってたかも。鎖も前回と同じようにあったのですが、何かもう少し変化があっても良いかなって思いました。上下左右。(すみません。上手く言えないっ;)
②曲を聴いてた。流れてくる曲。上演までのいろいろな曲に耳を傾けておりました。曲がその時その時の「女」と「少女」を物語るものに聴こえました。前回からたくさんの曲が使用されるようになって、作品の「感じ」が変わった気がします。。。なんていうんだろ。ピアノだけだった世界にいろいろな世界があって。モダン?んー。何か上手く言えませんが。とにかく曲って偉大です。1曲入れるか入れないかでだいぶ違ってくるんですね。

●「女」が、煙草吸うとこがあるんですが・・・あれってどうなってます?!ほんとに吸ってる?そんな!犯罪ですよねぇ。でも吸ってるように見える。・・・そういうのがあるんですかね。かなり知りたい・・・。

●水をこぼすシーンがあって、よく見てみたらそこの近くにシミらしきものがあって、練習を重ねてる!!っていうのがすごいわかりました♪もし違ったらすみません;

●「少女」の足がほんとに細いよぉぉ;あと、血のりに気づいたのがほんとに、「少女」が立った時でした。ぇ。うそ。いつ付けてた?!

●「黒子」さんが、ろうそく立ててる時。消す時は軍手してたみたいですが、立ててる時は素手に見えました。軍手してれば良いのですが、素手は熱いです!!危険です!!

●んー。音響操作が!!いきなしぱっと切れるのは、数回だけの方が効果が出る気がするのです・・・。最後のシーンの、曲が終わるところの部分。照明と合うとかっこいいですよね!!

●あ!しまった。。。狂言やってる身として・・・能の部分しっかり見てなかった。足とか。動き関連。発声の仕方はちゃんと集中してたのに。うぅ;

●昨年9月の合同発表会から、今まで3回この劇を観てきました。1回1回必ず目でわかる変化と、カサハラが感じ取った変化がありました。それがすごく楽しかったです!!「少女監禁」に出演なさった全ての方々、スタッフの方々、顧問の先生・・・ほんとに今までありがとうございました。おつかれさまでした。

☆煙草・・・。気になる・・・。すごく・・・。

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