場所◆世田谷パブリックシアター(東京・三軒茶屋)
振付・構成・演出・出演◆伊藤千枝
演出補◆小山洋子
振付協力◆珍しいキノコ舞踊団
出演◆山田郷美/篠崎芽美/茶木真由美/梶原未由/大穂綾子/白石明世
初キノコ♪面白いダンスをするカンパニーということは知っていて、ビタビタしたらミンミンするCMの振付を担当されている方のカンパニーということも知っていたのですが、なかなかお目にかかれる機会がありませんでした。やっとこさ!!という感じ。久々に、「踊っているのが楽しい!生きてる感じがする!」という気持ちになった80分でした。はぁ。観て良かった☆(20時開演というのもびっくり!初めてかも!)
語るより観る方が早いと思うのですが、噂通りカワイイ!舞台セットも、衣裳もカワイイ!ふしぎな獣もカワイイ!歌詞をわざとか素かわからないけど忘れちゃう伊藤さんもかわいかったです。笑
印象に残ったのは、薬師丸ひろ子の「WOMAN」で踊るやつ。1回目の。曲もすごく素敵で、一生懸命歌詞を覚えて、帰りの電車で検索して、この曲にたどりつくことができました。70年代とか80年代のかほりはしていたのだけど・・・ちゃんと薬師丸ひろ子の歌って聞いたことなかったなぁ。YouTubeでユーミン版と平井堅版も聞きましたが、やっぱ薬師丸さんがいい!既に5回くらいリピートして聞いちゃいました。
…あ、ダンスのこと何も書いてないですが。ともかくこの曲の踊りが、切なくてしなやかで、とてもキレイでした。
↑で何度も薬師丸~…って言ってますが、使われてた曲がどれもかっこよかったりかわいかったりガツンときたりワクワクしたり…インパクトのある曲ばかりでした!20時開演で全く疲れを感じることなく観ることができたのも、音楽の力が大きいカモ☆
そういえば途中で黄色と黄緑のコーン的なものがにょきにょき生えてくるのだけど、あれはどうやって光ってるんだろう?中から光るの?ライト当ててるの?謎だったけど、迫力があったなぁ。
最後から2曲目?「September」かな?そこから最後までが、本当にあっと言う間だった!!というかノリが!!!(゜口゜)キノコを観に来ているお客さんのノリが半端じゃなくよかった!!!!!ショーゲキ。何度か観ている知り合いの方によると、いつもあんな感じなのだそう。すごーい。ダンスも、生き生きとしてて、本当に楽しそうだった。久々にココロが踊る、そんなダンスを観た!
でもって…キノコって、カンパニーが発足してからもう20年以上経っているのだとか!ひえーびっくり!全然そんなふうに見えなかった(×_×)だってすごくキレがあってシュパシュパ動いているんだもん!
タイトルの「ホントの時間」についても、考えながら観てました。「ホントの」時間って何だろう?「ホントの時間」の逆って何?ウソの時間??ウソの時間って何?そもそもホントの時間やウソの時間って存在するの……?
でもふと、「私」が「ここ」にちゃんと存在していれば、それはホントの時間になるのかもしれない。そう思いました。私が意思を持って、ここで、思い描くことを具現化できているのなら、「ホントの(私がいる)時間」ってことなのかな。だとしたら、キノコの舞台は間違いなく、『ホントの時間』がある舞台なのでしょう。
生き生きのびのび、これでいいのだ!そんなやわらかなパワーをもらえた気がします(*^^*)楽しかったな!
No comments :
Post a Comment