Sunday, July 20, 2003

長野県田川高校演劇部 第21回蒼穹祭公演『A・R~芥川龍之介素描~』


場所◆長野県田川高校 小体育館(長野・塩尻)

作◆如月小春

●やっぱ音響切ないよねぇ。会場入ったとたんにもうA・Rの世界に浸れるんです・・・。

●くじらの墓標は1番前の席取れなかったので、「これだけでも!」と思い会場に1番に入っていったんですね。そしたらもう誰か座ってて。「夏服の男」だったんですけど。劇がはじまるのも、暗くならずにはじまった・・・というのはもしかしたら初めてだったかもしれません。

●またまた去年気になり、今年も出演していらっしゃった「妻」役の方(去年はアキ役)、あの人の声だいすきなんですよ。演技も。カッコイイ。女なのにカッコイイ。そこに色っぽさなどなどが表れてるから、カサハラもとりあえず1人の女として観てて想う。カッコイイって。 それから良秀役の方。去年はコンデ役の方!あの方は女だからカッコイイ。体全体がすごいしなやかだったように見えました。男にちゃんと見えてカッコイイ。だけどやっぱりホントの男には出せない「男」がある。それが出てました・・・♪うわぁ~!!とにかくカッコイイ!!

●それから、「子供」という役が田川高校の演劇では今まで出ているのを観たことなかったので、今回すごいびっくりでした。本当に子供かと思っちゃた・・・。本当に。

●セットがほとんど「くじら」と同じなんですよ。シャッターの部分はがらがらがら~って部分が無くて、門って感じ。そして階段として使われていたものはありとあらゆることに使われていました。それが「くじら」の方では階段だったってことに、途中から気づいたんです。それくらいもう、例えばバーのソファーやイスならソファーやイスって錯覚させちゃうんです。ここら辺が田川マジックだぁ。

☆「母さん」

(日記にもちょこっと感想書きました。こちらへ。)

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