場所◆シアタートラム(東京・三軒茶屋)
脚本・演出・出演◆堀川炎
原作◆宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
出演◆えみりーゆうな/下山マリナ/守美樹/朝倉薫/荒木秀智/稲森みき/岩田裕耳/帯 金ゆかり/こいけけいこ/佐々木なふみ/高木健/田中正伸/日澤雄介/松山樹香/ 青木佑希子/大日向裕実/小林真梨恵/清水佑香子/武井希未/寺西麻利子/とまべちゆうこ/宮﨑優里/山崎穂波
第2回世田谷区芸術アワード“飛翔”受賞作品。ネクスト・ジェネレーションの作品は、今までに観たことないモノに出会えることが多くて、すごーく刺激になります。今回の『渡り鳥…』もまたそうでした!
映像も音楽もカッコイイ!というのが始まって数分の印象。OPの曲が特に印象に残ったなぁ。なんの曲だったんだろう…。でも映像は、ときどき見づらくて「アレ?」って思っちゃう瞬間がありました。いろんなものが吊る下がってるからかな。
「銀河鉄道の夜」がモチーフになっているということが、観たい!という意欲につながりました。作中も、生と死について考えさせられるところがあり。いつもいつもそこにいて、それが自分にとって当たり前で、だけどそれがある日ある時突然プツリと切れてしまったとき。どうしようもなく、行き場のない思いが、自分の体の中にバチバチと走るのが、最後のシーンで痛いくらい伝わってきて、非常に切なくなりました。体の中を、止まることのないビリヤードのボウルが、いつまでもいつまでも、他のボウルとぶつかりながら、はじけているような。うまく言えないのですが、そんな気持ちが見えました。
あと、あんなに華麗に舞台がくるくると変わっていくのを観ていたら、またお芝居をやりたくなりました。笑 ネクスト・ジェネレーション観てるといつも思うのだけど、年が近いからですかね、またやりたくなってきます。キラキラしてて、ほんとに素敵。
うん、今思えばぱーっと舞台が変わっていく様子とか、なんだか鳥が列になって飛んでいくみたい。
独特のパフォーマンスも、ワクワクしながら観てしまいました。ダンスも、CAのオドリコさん達も。シアタートラムの空間をめいっぱい、最大限に使っていて、本当にその空間に引き込まれてしまいました。観て良かった☆2012年の初舞台がコレでよかった!
この作品以外にも、世田谷シルクの舞台を観てみたい、そう思いました。
(あと堀川炎さんの身長にびっくりした!)
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追記。(2/14 Tue)
OPの曲は、「2CELLOSかなー」と思っていたら、あたりでした☆
Michael Jacksonの“Smooth Criminal”!!
この曲で私も2CELLOSを知ったはずなのに。苦笑
非常にカッコイイ曲です(*^^*)