Sunday, September 21, 2014

第29回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2014~ 長野県豊科高校演劇部『道化師~Do you key see?~』

@まつもと市民芸術館

作:ドライス=ナック
潤色:長野県豊科高校演劇部
出演:長野県豊科高校演劇部

豊高といえば,『赤鬼』『ちゃんとした道』『ファントム・ペイン』なんかで,「ちょっと時間をオーバーしちゃうけど,オープニングにインパクトがあって楽しそうに芝居している学校!」という印象が強くありました(ほめてます!)。
本当に,他校の友人と会って昔の話をすると,今でも「『赤鬼』よかったよねー。」という話が出ます。そう考えると,芝居というものはおそろしいくらいの影響力を持つものです。

さて今回は!
ファンタジー路線!
穂高商業の『きこえるかい』を彷彿させるような舞台でした…。
でも,講師の大島先生が仰っていたように,確かにキャラクター設定が破綻しているかもしれない…。

カトレアさんのキャラクターも講評でお話がありましたが,なぜそこに興味を持つ人なのか,普段どんな生活をしている人なのか,すんごい謎でした。
あとドレスがものすごく歩くの大変そうで,転んでしまうのではとひやひやしてしまいました。ご無事でよかった…。

あとネズミが神様にいろいろ問うものなのだろうか…。信仰深いネズミだな…。と思ったり。
そして,ネズミのカペラさん役の方の語尾伸びと,ミュージカルのような手の動きは気になってしまいました。そこだけ他の演技と比べて浮いている感。そういう演出だったら,もう少し工夫がほしかったなぁと思いました。

五十嵐さん…のテンションを観ていて,ふとアニメ『今,そこにいる僕』のハムド様を思い出しました。彼もとんでもない独裁者なのです…。

はっ,それから,ライアンは物を落としすぎでは…!特にカバン落としすぎでは…!(これは演出の問題)

舞台装置のことも講評で言われていましたが,私も「ただ置いた感」がしたのは否めませんでした。
それよりも,何か工場(ですよね?お城?いや工場?)をイメージできるものがあるとよかったなと思います。
ラストのビギーvsパンゴのところで平台が使われるのかと思いきや,あっという間に飛び越えてしまったので,空間性がわかりにくくなってしまいました。舞台空間の使い方がはっきりできるともっと良いなと思います。

せりふには書かれていないけど,そこで何も言わなかったりリアクションがないのはちょっと変…というシーンも,全体的に多かったです。そこにいる必然性が見えにくいシーンも。
これは演出でカバーできるところもあると思うのですが,やっぱり脚本の問題も大きいと思うので,今回いくつかの高校の感想でも書いていますが,良質な脚本に出会うことを望みます!
豊高さんは作品選びが上手い学校だと思うので,期待しています!

豊高のみなさん,お疲れさまでしたー。

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