Sunday, June 19, 2005

まつもと市民芸術館企画製作第4弾『アルルの女』




場所◆まつもと市民芸術館 小ホール(長野・松本)

作◆A.ドーデー
翻訳◆桜田 佐
脚本・演出◆内田紳一郎
出演◆峯村リエ/大月秀幸/廣川三憲/稲葉良子/進藤健太郎/細川貴司/赤羽道男/池田伸/伊藤延子/加藤和博/川村佳子/北嶌学/佐藤真弓/杉江裕/富岡ひろみ/芳賀美奈子/丸山港都
ミュージシャン◆後藤まさる/佐藤芳明

●一松本市民としても、とっても楽しみにしていたこの舞台。見終わってしばらくは、何も喋りたくない感じで余韻を楽しんでいました。 誰が市民で誰がプロなのかわからないくらいでした。(笑)最初の「はじまるよ」とか、私が知ってる人なのに、言われるまでわからなかった。(まじで。)

●開場の時刻になったかと思いきや、入り口前などでパフォーマンスをしてしまうところが串田さん方のにおいを感じました。(こっちまで楽しくなってきた★)そして何よりびっくりだったのが、普通にそこらへんを、普通の服装で(みずいろTシャツ。。。)内田さんがカメラ片手にうろうろしてたこと。(笑)いやー、ホントびっくりしたから、あれは。(>□<*)

●お芝居がはじまる前も、舞台をお掃除してたり。これもまた串田さん系のかほりがしました。いろんな「見せ方」ってあるんだなぁー・・・。

●なんか今まで数え切れるけど、まぁまぁいろいろ舞台観てきたカサハラさんでしたが、今回初めて泣きそう?になりました。ぃやー・・・一緒に観た人に言ったら、「何でそこで!!」って言われたけど。。。

 ①ヴェヴィットがふられたあとの場転。(フラマン鶴!?)が大量に出てきてくるくるしてたとことかで。。。なんかギャップが激しくて。(それ以外にも理由はきっとあるんだろうけど。。。)

 ②ラスト近くで、ローズがひとりで喋り続けている最中。声だとか、溺愛さで。なんか泣きそうになりました。「命を削って作った」ってせりふが心に残った・・・。なんか重みと厚みを感じたの。

●今回やたら女に感情移入しちゃった気がする・・・。というかカサハラ、今まで感情移入して観たお芝居ってなかった気がする。ローズだとかヴェヴィットがそうなのですが、ヴェヴィットがフレデリに「すきじゃない」とか「嫌い」とか言われた瞬間は、私も切なくなった・・・。(-へ-;)はぁー・・・。だからふと、わっと泣き出してしまうところとかはこうぎゅ~っとしてあげたかったっていうか。つーかその後の、ローズの「そんなことよりフレデリは!?」みたいなせりふが、ものすごくショックでした。せりふであんなにショック受けたのも、そうそう無い気がする・・・。あと、「あたしも連れてって」っていうせりふが、たまらなくかなしかった・・・。あぁ・・・。

●途中で火ぃ持って入って来て踊ったりするとこ。なんか恐かったのに加え、下手の扉でお花と黄緑の十字架(?)をバックにヴェヴィットが囲まれてた瞬間に、やたらはりつけにされてる感があって、それがやたら頭に残っています。表情とか、印象的で。。。すごいなぁ・・・。

●佐藤真弓さんの声がとっても素敵で、どきどきしました・・・★

●坊。びっくり。なんか見ていて切なくなりましたよ?はい。(さかんに出てきた「星まわり」って言葉も素敵。)あと、ローズがひとり部屋にいるときにやってくる時に、入ってきた瞬間から「なんか違う!」って空気が漂ってきたのはびっくりしました。そう。びっくりびっくり。

●音楽がカサハラ好み大量で、幸せだったvvv(^×^*)かっくぃー!!いいなぁいいなぁ!!

●ほんと2時間があっという間だったなぁー★ 素敵づくしの舞台だった!!・・・・・・すごかった!!もっかい観たい勢いになるもの。