Sunday, December 21, 2003

長野県田川高校演劇部 自主公演『神々の国の首都』


場所◆塩尻市レザンホール(長野・塩尻)

作◆坂手洋二

●今年の高校演劇。1番は田川高校でした♪最後も田川♪♪なんだか運命♪♪♪

●やっぱ4回目という気がしませんでした;ほんとに中1の時は無知だったので、さっぱりでして。だから2回目って感じもしますねぇ。それとなーくわかってきました。

●やっと、そうやっとせりふの意味、ことばの意味がわかるようになってきたところです。

●田川高校の公演、10回、観ました*遂に二ケタ台です(^-^*)

●まだ幕が下りている時。向こうから何やら笑いや声が。楽しそうに仕込み(?かなんか。)やってるのが、幕を通り越して伝わってきました☆

●1・2年生が主ということで、「じゃあ演出は何年生なんだ・・・?」と思ったのですが、3年生の方もいらっしゃいました。毎回かなり素敵なのは、この方達だからなんでしょうねっ!!毎回毎回演出で、ご自身は出演なさっていらっしゃらない方が。「どんな方なんだろ・・・」と思っていたのですが、今回は役者さんでした!!クリーンヒットですごかったです!!「セツ」!!って感じで。。。ほんとセツで。

●何か全体的に声がこもってる感じでした。こちらまで来るのは、大きい声だとか、叫んでる時の声・・・。ステージ上だけに広がっている印象でした。。。

●アキラが・・・前回も思ったけどすてきだ♪ヘルン先生にちゃんと仕えてる感じですね!!・・・個人的に姿勢がすき。

●よし子さん!!喋り方が、ほんとにそれっぽい。見透かすっぽい。「~~~(何だっけ;ここに入るせりふ;)と、思いましたね」の間が良いっ。素敵っ。

●暗転して、はける人ははけるじゃないですか。はけ方までかっこいいですよね!!姿勢・歩き方がきれいだー!!

●音響(←切ない*)のFI・FOのタイミングが、丁度いい気がします☆

●最後らへんの、たっかーいところから、差すスポットがすき。今日よくみたら、下手→上手→両方ってなってて。さらに。あと、最初の方で為二さんがハーンの家を覗くところがありますが、光の使い方がやっぱりすごく効果的ですよね!!

●一番最後の場面。喋り方だけでなく、ほんとに2人とも老いて見えたのです。そういうオーラが出てたのです。そういうオーラがっ!!

●一箇所(多分)、まだ裏方さんがはけてないのに明るくなったとーこーがー!!のーーー!!

●2年生の皆さん。2日前までは沖縄にいたっていうのが、信じられない。

●1月25日は、田川高校のこと想ってます☆(笑)

●これで、最後だと思うと、ちょと切ない。うぅ~;今までありがとうございました。次は、次は、


☆ハーンとセツのオーラ☆ほんともうすぐ逝っちゃいそう・・・。

Friday, December 19, 2003

長野県松本深志高校演劇部 クリスマス・アトリエ公演『南京の早春賦』


場所◆長野県松本深志高校124番教室

作◆小川幸司

●まずは・・・お誘いありがとうございました。お陰さまでちゃんと座って観ることが出来ました。(>_<)ぺこぺこ。 あぁ・・・もう、ほんとありがとうございますなのです。

●まさかこういうふうになっているとは思ってなかったので(っていうか想像がつかなかった。)、会場に入ってほんとにびっくりしました。「コードは踏まないで下さい」「靴はこの袋にお入れ下さい」と何回もくり返しお知らせしていた方がいらっしゃいましたが、その方の滑舌が良いなぁ・・・と思いました。アルジャーノンの時もそうでしたが、アナウンス(って言えばいいのかな;)がすごくはきはきしてますね!!

●私、出会ってる。そう、たくさんの方々と、演劇を通じて。

●超近くの特権。舞台装置がまじまじ見れる。なるほどー!!暗転の時の目安?みたいな、暗くなるとほんのり光るシールらしきものがあったよーなないよーな。。。「何で真っ暗な中をスタスタ歩けるの?!」って、中1くらいの頃からすっごく疑問で。そういうようなものと、努力ゆえにスタスタなんですね、きっと!!

●特権その2。床が!!床がぁっ!!なるほど。私は元からああいう床なのかと思ってました・・・。

●特権その3。鉛筆1本の削り方で、その暮らしぶりが少し伺えます。そうだよね。そんな・・・難民区言えども贅沢なんかできっこないですもんね。

●どうやって劇がはじまるのか、微妙に楽しみにしてたんですね。早春賦ではじまるのがびっくり。ヘリ?か飛行機?の音の中で、「ただいまより・・・」って毎回なるのですが、今回は深志の方が直接言って下さって。(当たり前っちゃあ当たり前なんだけどネ!;;;)それの喋り方がかっこよかった・・・☆

●表情がよく見えるー!!わー!!すっごーい。いますよね。舞台に。その人が。最初の方は、ずっとアデラを見つめていました。座ってた位置の関係で、顔が見えないところも多々ありましたが、そこは背中を。どうでもよくないですが、髪の毛がプリン状態に・・・!!そろそろ根元は染め頃かもです。

●由美子はほんとに日本人ぽい!!頭(髪型)とか、服装などなどの相乗効果。涛も中国人に見えちゃいましたよ。ほんとに中国のどこかにいてもおかしくない!!こちらは、メイクとか、そういうものの効果が・・・!!

●あぁ・・・。赤十字のマークが、遠くからだと見えなくて。血のしみなんかも、視力悪き私には見えなくて。2人は、そういう服を着ていたんですね。

●しまったーーー!!もう、私こばかです。(まだおばかさんじゃないと思うの;思っていたいの;)県大会で出た質問・・・。血のり・・・。いつどこで細工したのか、まんまと見逃しました。あれを観にきたのに。30%は。くぅ・・・。違うんです。撃つことが出来なかった日本兵の表情を見ていたんです。こっちに来たし。あの、下手側にくるときの表情がね、とってもとっても切ないんです。それで。気づいた時には、もう由美子さんは口閉じてて、食いしばってる感じで、「あー。もう口に入ってるなぁあれは。。。;」だったんです。後で図々しくもお尋ねしちゃい、どこから出したか教えていただいたんですが・・・。見たかったぉ~!!悔しい~;;

●やっとくっきりはっきり字幕が読めた。最初のところは下に表示されがちだったから、ちょっと読めないところもあったけど。「目」とか、いろんな写真。毎回毎回良い感じに、想像が広がる感じの写真になっていくのですごく良いです!!

●いすが壊れた瞬間はこの目でちゃんと見た。お疲れ様ですいすさん。いつもご苦労様です。

●アデラが机に向かわなくなった。日付の感覚が無いって言ったところで。何でかっていうのが、少しだけわかる気がするのです。机に向かうのは、その次を求めることだと思うから。すごく勇気のいることだから。

●むちゃくちゃ近く。最前列の人は、ちょいと手を伸ばせばすぐ届く位置。臨場感あふれまくりです。普通・一般の劇のような、「月輝きながら・・・」のような。不思議な空間でした。本当に、ありがとうございました。

●撃てなかった日本兵さん。銃を出す、タイミングと、その際の音と、動きと、表情だぁ!!

Sunday, December 14, 2003

長野県田川高校演劇部 自主公演『神々の国の首都』


場所◆塩尻市レザンホール(長野・塩尻)

作◆坂手洋二

●何だか、見終わったあとしばらくぽーっとしてしまいました。泣きかけ状態;何て言うんでしょう。日本ってこんなに美しかったんだ・・・。

●2年前に同じ作品を、同じ高校で観たのですが、「再演」という感じはなぜかしませんでした。観るのも3回目のはずなのに、3回目じゃない気がしました。不思議。

●この2年ちょいで、自分も少しは進歩したかも。と思いながら観ていました。何か、わかったのです。話の流れが。初めて観た時は何がなんだかわからず(それでも惹かれ。)、「・・・?;」だったのが、わかるのです。全部わかる!!とかそうじゃなくて;とりあえず私なりに。横木くんとか、かえるとか。体験入学でやったっていうのもあって。とりあえず。はい。とりあえず流れが見えた感じです。ようやく。

●センター取りました☆

●上演前に流れていた曲が、何だか良い感じに明治を思わせてくれました。田川さんの上演前の曲はいつもスキ♪終演後にかかってた曲もギャップがあったからまた良い♪いつも切ない!!きれい!!

●最初のとこがすごいすき。あぁ。もしかしてあれは心臓の鼓動だったり?いろんな音にとれますね!!2001年の文化祭で配られたパンフに載ってたせりふが実際出てきてなんだか嬉しかったです。

●暗転が♪きれい♪青い暗転!!・・・でもなぜか普通の、真っ暗な暗転があって、「何で?;」って思ってたのですが、後でちゃんと聞きました。あ・・・。なるほど。ふむ。そういえばちゃんと今までまともに考えてなかったかも。

●あれ。畳が出てきたのは「天皇と接吻」だっけ。やだもう;年寄り・・・?;多分ハーンの部屋に使用されてた床は、「くじらの墓標」でも使用してるものだと思うのですが、何かちゃんとハーンの部屋!!床!!に見えました。他にも、違う作品で使用してるものとかがあって、すっごいなぁ~と思いました。

●心中のシーンがあるのですが、もうあれは1年生の時すごい衝撃受けてたので、また観ることが出来て幸せでした。かなり。日頃からやってないとやれない動きですよね。多分。リボンもすごいです!!

●マティ?が出てくるとこはほんとすごいです!!セツと、ハーンと、3人(?)でからむところの空気がぴんとしていて。ぼぉ~って出てきて。びっくり。何回観てもすてきな登場・・・*

●この作品は、複数の人が一斉に同じせりふを言うところがいっぱいあるのですが、よくあそこまできれいに揃って言えるなぁ・・・って思います。同時にしゃべりはじめて、同時に終わるのです。トリハダものです。特に心中するところの。声も響きがきれいっていうか。はい。かっこいいです!!

●橋のところ。ほんとに橋に見えました!!夕日の色合いがかなりよかったです。色もそうだし、暗いところと光がさしてる間のところも、ほんと夕日の色。狛犬が出てくるところの照明も、森とか木がいっぱいあるところの木漏れ日みたいできらきらしてました!!

●最後あたりに、袖あたりからスポット?みたいな光がさしてくるのですが、私としては、照明機材とかがばっちり見えちゃうのがあまりすきでないのですよ。「舞台ー!!照明ー!!」って感じがしちゃうんで。(舞台なんだけどさ;照明なんだけどさ;)それがちょうど板らしきもので隠れてて、きれいでしたっ。自然に光がある感じ。

●ENYAの曲が出てきたのはほんとびっくりしました;「ぇ・・・!!」って。でも合ってた。この劇に。それってかなりすごいですよね?!

●最後のところで、ハーンがほんとに年老いてた感じがしました。そういう、出てるオーラが違うっていうか。ついさっきと。あと、私は彼の、日本語で言う「ごめん」がスキです。はい。

●ストップモーションがここの高校さんはきれいだとつくづく思いました。ぴた---ってとまってるのです。全然動いてないっ!!動いてるように見えないっ。

●何か書き忘れてる気がする。。。また付け加えときます。

☆曲が。劇の中で多分1番使われてた曲が切なすぎる。いろんな意味で。

Saturday, December 6, 2003

長野県松本美須々ヶ丘高校演劇部 自主公演『少女監禁スペシャルバージョン』

@ピカデリーホール(長野・松本市)

作:たかのけんじ

●違う!!何か違う!!絶対違う。・・・ちがう。

●ひっさびさに。本気で久々にお客様としてピカデリーで演劇観ました!!開演30分前から客席に着いているというのがすごく不思議でした(笑)。劇終わった後も、いつもならすぐに席を立ち、ロビーに行くはずが、かなり長い間アンケート書いてました(笑)。・・・あぁ。。。私はお客さん。

●「2階から入場」ということで、階段上って入ると、既にスモークが!!しかもかなり!!大量大量。最初は舞台の方にしかなかったのに、次第に客席にもふわりふわりとやってきて、これが面白かったです。スモークとか、そういうものでもその世界に入れるような気がします。ピカデリーはとにかく形が面白くて、いろんな使い方があると思うのですが、今回は・・・何にたとえればいいんだろう。あ!人形劇のまわりの淵?うーん。とにかく舞台がグルリと黒で囲まれている感じがしました。しかもその、下の方から鬼子母神が出てきて、びっくり&なるほど。

●パンフレットがすごくご丁寧で、(は!そういえば自主公演って初めてかも。)かなり嬉かったのと、世界が広がりました。表紙・裏表紙に(多分)生徒さんの絵が載ってるのと、「鬼子母神伝説」が言葉で、説明されていたこと。表紙には女の子がひとり。おてだましてる。「2番目のサヤ」を演じなければいけなかったのは、ほんとは違う人なのかもしれない、って、ちょっとだけ思ったり。めくるめく矛盾がきっとあったはず。どこかで。で、鬼子母神伝説の方ですが、前々回→前回→今回で、随分理解出来るようになりました。初めて観た時はこんがらがっちゃってよくわからなかったのです。それが前回、能が入ったことによって、混在することが無くなりました☆さらに今回の説明により、はい。
だいぶ。「らくしゅみん」って聴こえたのは、「ラクシュミー」でした。聴力いいのか悪いのか。「釈迦もひどいことをなさる」がようやくわかったです。はいはいそういうことかーって。

●上演するまでの時間が、最近の私からとればすごく長く、パンフレットを一通り読み終わってから、いろんなことをしました。
①舞台装置を眺めた。じ~って。地区の発表会場に比べ、ピカデリーは狭いです。しかしちゃんと箱が2つあって「見かけによらずピカデリーは奥行きがあるな・・・」と思いました。ぼんやり。(そうだ。劇祭の打ち上げで何十人もいたし・・・。)ちょっと前より変ってたかも。さらにいろんなことに使えるようになってたかも。鎖も前回と同じようにあったのですが、何かもう少し変化があっても良いかなって思いました。上下左右。(すみません。上手く言えないっ;)
②曲を聴いてた。流れてくる曲。上演までのいろいろな曲に耳を傾けておりました。曲がその時その時の「女」と「少女」を物語るものに聴こえました。前回からたくさんの曲が使用されるようになって、作品の「感じ」が変わった気がします。。。なんていうんだろ。ピアノだけだった世界にいろいろな世界があって。モダン?んー。何か上手く言えませんが。とにかく曲って偉大です。1曲入れるか入れないかでだいぶ違ってくるんですね。

●「女」が、煙草吸うとこがあるんですが・・・あれってどうなってます?!ほんとに吸ってる?そんな!犯罪ですよねぇ。でも吸ってるように見える。・・・そういうのがあるんですかね。かなり知りたい・・・。

●水をこぼすシーンがあって、よく見てみたらそこの近くにシミらしきものがあって、練習を重ねてる!!っていうのがすごいわかりました♪もし違ったらすみません;

●「少女」の足がほんとに細いよぉぉ;あと、血のりに気づいたのがほんとに、「少女」が立った時でした。ぇ。うそ。いつ付けてた?!

●「黒子」さんが、ろうそく立ててる時。消す時は軍手してたみたいですが、立ててる時は素手に見えました。軍手してれば良いのですが、素手は熱いです!!危険です!!

●んー。音響操作が!!いきなしぱっと切れるのは、数回だけの方が効果が出る気がするのです・・・。最後のシーンの、曲が終わるところの部分。照明と合うとかっこいいですよね!!

●あ!しまった。。。狂言やってる身として・・・能の部分しっかり見てなかった。足とか。動き関連。発声の仕方はちゃんと集中してたのに。うぅ;

●昨年9月の合同発表会から、今まで3回この劇を観てきました。1回1回必ず目でわかる変化と、カサハラが感じ取った変化がありました。それがすごく楽しかったです!!「少女監禁」に出演なさった全ての方々、スタッフの方々、顧問の先生・・・ほんとに今までありがとうございました。おつかれさまでした。

☆煙草・・・。気になる・・・。すごく・・・。

Sunday, November 2, 2003

燐光群『CVR チャーリー・ビクター・ロミオ』

場所◆ピカデリーホール(長野県松本市)

作◆坂手洋二

●2日連続同じ演目を観ました!!同じ劇団さんで!!

●最初の、「なお、本日は飛行時間(?みたいな単語)は1時間25分となっております」の謎が解けました!!ふんふん。上演時間なんですね!!(遅いよ)

●赤い修正液ちゃんと、帰り道、喋っててわかった。ふんふん。なるほど。日本は機長と副操縦士の席が左右逆なんですね!!

●昨日よりあっと言う間だった気がします。どうしてだろ。

●「頭下げろ」を数えてました。赤い修正液ちゃんも同じことしてました。

●昨日は正面で観させていただいたので、わざと下手側で観ました(いつまでも席につかず、申し訳ございませんでした;)。青いファイルはどこから出るのか見れるように!!(笑)声(スピーカーの)が聞き取りにくいのと、効果音が小さく感じたのと、迫ってくるものが昨日より大きくなかったかも。正面ってほんとすごい席ですね!!ちなみに、ファイルはよくわからないトコから出てきたことが判明。

●全体的に、みなさんほんとお疲れ様でした・・・!!「昨日より元気なかったね」って。赤い修正液ちゃんが言ってて。カサハラも思い返すと、該当する点がちらほら。ほんとに、あの極限状態を続けて(しかも松本公演で終わりーじゃないんだから。まだまだ、今(03年11月11日現在)も続いてる訳なんだから。)公演って、すごい、いろんな力(体力とか精神力とかもういろいろ)がいっぱい無いと続けて出来ないと思うのです。少なくとも今のカサハラは無理です。改めていろんなことを考えさせられた公演でした。燐光群のみなさん、松本公演本当にお疲れ様でした。そして、「CVR」を無事公演終了出来ることを松本の片隅で願っています!ありがとうございました!!

☆劇がはじまるまでの、切ない曲。

Saturday, November 1, 2003

燐光群『CVR チャーリー・ビクター・ロミオ』




場所◆ピカデリーホール(長野県松本市)

作◆坂手洋二

●坂手洋二さんの劇は今まで3作観たことがあるのですが、燐光群さんそのものの劇を観たのは初めてでした!!演劇を観ていた・・・というより、もっと他の何か、他の何か。劇なんだけど・・・何か!!を共有していた感じでした。

●曲がすごい良いです!!開演直前まで流れていた曲、すごく切なくて、きれいで。2番目の、アメリカン・イーグル4184便の機長・副操縦士が聴いていたラジオの曲も、暗転の中流れはじめて、最初は「なんなんだー」と思ったのです。アレでさらにこう、ぐい~っと入れたかもです。。。カッコイイ~♪(>▽<)

●本当に飛行機に乗っているというよりも、前述したように、何かを共有していました。ほんと、何もかもすごかったです!!!マイク?んー。なんていうんだアレ。相手の言ってることが聞けて、自分も喋れるヤツ~・・・;ヘッドホンとマイクが一緒のやつ!!マックとかの、ドライブスルーのお姉さん(orお兄さん)がつけてるやつ!!それが実際スイッチ入ってて、声がスピーカーから出てくるの。それがすごーいって思いました。リアルなのです・・・。効果音とかも。すごく。

●飛行機が墜落したり、何かの衝撃音ナドのボリュームがほんとに大きくて、かなりびっくりでした。耳壊れるんじゃないかと思うほど。(でも耳を塞いだりしませんでした。)太鼓とかって、どーんってやると、胸?のあたりに響くじゃないですか。びりびり~って。そんな現象が効果音でも数回起きたんです!!すごい迫力!プロは会場までも使いこなせちゃうんですね!!(ピカデリーホールでした。)映画館(元だけど)で演劇ってすごいですね!!良いですね!!!そういえば、最初の、キャビン・アナウンスの時も、道具(?)の説明する時とか、すごい身近に感じられました。

●暗転がすごい良いです!!!暗転直前のせりふから、暗転するまでって、すごい微妙な時間じゃないですか。短すぎでも長すぎてもおよろしくないのですが、ストライクです~!!!

●効果音すごいです!!4番目の、アメリカ合衆国空軍 ユークラ27便。「鳥を吸い込んだ」っていうのが、音だけでわかったんですよ!!

●日本の、1985年の事件も、6件の中に入っていたのですが、あまりこの事件については、くわしく知っていたわけじゃなかったんですね。ただ母が、「○○くん(リカ母のいとこの息子さん。つまり・・・はとこ?)は、群馬のあの事故の日に生まれたのよ・・・。」と、8月になるとよく言っていたのです。特別関心を持ってはいなかったのですが、実際こうして向き合ってみると。。。

●3番目の、アエロペルー航空603便の副操縦士の江口様が・・・すごくかっこよかったのです。「全部ダメ!どれもこれも0!!」みたいなせりふが歯切れ良すぎ。

☆①2機目の、ラジオ♪あの曲いいなー。②ほんとに座席の下を見ようかと思った。

Sunday, October 26, 2003

第20回長野県高校演劇合同発表会 長野県須坂高校演劇部『放課後・しゃぼん玉』

@東部町文化会館(長野・東部町)

作・須坂高校演劇部)/1

●2人だけで、1時間。なんかすごいですね!!

●ほんとに正反対で、観ててすごい面白くて、つい笑ってしまうところもいくつか・・・。微笑ましかったり、本当に面白かったり。

●美希役の方が、ハジケまくってて、「本当にそういう人なのかしら?!」と思ってしまいました。(実際はとてもおしとやかそうな、キチンとされた方でした。)カサハラは高校生ではないので、あまり女子高生事情を知らぬのですが、美希も亜季子もどこかにいそうですよねぇ。すごく自然で、お母さんとの電話での喋り方とか、私に似てました(笑)。オーバーリアクションすぎるのがまたいいですね!!「ピカチュウ!!」が可愛らしかった・・・!!

●亜季子さんもどこかで私と共通する部分がありました。協調性が無いとこ。(無さすぎじゃぁないと思うけど。)だから、団体で行動してる人とか、流されっぱなしの人とかみてるとすごい嫌ですね。うん。

●亜季子が源氏物語探すために、人の机をあさるところは、なんかどこかで何かが変化してる感じがしました。あさり方も、ちまちまやってないで、ばさぁっと床に叩きつけたりしてて。何かが変化してました!!!きっと!!!

●しゃぼん玉を実際吹いてたのですが、なんかすごい、しゃぼん玉の術(?!)ですね!!全然割れないんだもの!!細かくて、たくさんのしゃぼん玉。「つ」だか「ち」の席まで届いてました。きれいな終わり方で、すごいよかったです!!

☆衣装。とにかく衣装。

第20回長野県高校演劇合同発表会 東海大学付属第三高校演劇部『夏芙蓉』

@東部町文化会館(長野・東部町)

作:越智 優

●内容は知っていたけど、観たのは初めてだった夏芙蓉。東海第三の劇も初めてだったです。すてきな夏芙蓉だった・・・♪

●全体的に、早口で、何を言ってるか聞きとれなかったところが続出したのが残念~(>_<)ん~。

●夏芙蓉の花を、千鶴と舞子でみてるところ。最初からあそこに照明があったので、「何に使うんだ~」ってずっと思ってたんです。すごーい。なんかきれいで、ほんとに花がありそうでした。。。後ろ向きなのもまたいいですね。教室も、なんか普通なら前後逆って感じがするのに、逆だと・・・なんか背中で伝わってくるものとかがあって。良い・・・☆

●選曲がすごいいいなーって思いました。最初に「蛍の光」、2人が向き合って語ってるとこに、ENYAの「フェアリーテイル」(だった気が・・・)、最後なんてもう。センスがぴっかぴかです!!!あんまし曲とか効果音とかがないと、それが余計に意味を持って、大事になってくるじゃないですか。なんかもう~。優しい感じでね。全体的に。作品に合ってる感じでしたよっ。

●舞子役の方がすごくイキイキしてて、声もハキハキしてて、観ていて楽しかったです!!

●泣くつもりはございませんでしたが、最後だよ最後!!蓮美先生が出ていって、千鶴がひとりになると、ふっと舞子が出てくるじゃないですか。そこで、ボリューム高めで、「春よ、来い」がかかるのです!!ユーミンの。ピアノとメロディーが切ないじゃないですか。舞子ちゃん口パクで喋ってて、卒業証書広げて、笑ってて。「聞こえないよ舞子ちゃん!!」みたいなせりふが、すごい印象的!!!普通に聞こえないし、もし、どこかで喋っていても、「春よ、来い」が大きくて聞こえない・・・。ぅう~~~;;;「私、卒業した!!!」がもうすてきです!!卒業おめでとう舞子ちゃん!!しかも、それで幕は下りつつ、ボリューム高くなって、FOしてくわけですが、最後のFOもきれいに下がるから、最後まで感動が~、こう~、くるのですよ~。すてきでした!!!

☆BGM。とにかくBGM。

第20回長野県高校演劇合同発表会 長野県田川高校演劇部『くじらの墓標』


場所◆東部町文化会館(長野・東部町)

作◆坂手洋二

●なんか、カサハラの欲を全て満たして下さった公演だった気がいたします!!!

●暗転は、中信地区大会でカサハラが「よかったです!よかったです!!」って感想記入用紙に書きまくった甲斐あって(?)、今回も青かった~!!すばらしいです!!1番最初に暗転する時、黒い(一般の)暗転になりそうな色あいだったので、「きゃ~」とこころの中で叫んでたのですが、無事青い暗転☆★☆ほんとにすっごいきれい!!

●前回、講師の方に言われてたことを、どうやってクリア・対処するのか、すっごい楽しみにしてたんですね。いざ幕が上がると・・・なんとそのまま?!ん?よく見ると、糸かなんかでつってありましたね!!「ぉお~」と、思いましたよっ。カサハラ的にはあのヒモの長さがジャストフィットかと。。。

●イッカクが、刃物で机をぐさぁぁぁぁぁぁっっっってつく時。前回赤いスポットが当たってたのですが、無くなってて。やはりこれもカサハラが冷ややかに盛り上がってプリーズと書きまくってたから・・・?うん。静かに、でもすんごい盛り上がってて、笠原は観ててとても嬉しかったのです。

●ナガスが現れた時、バケツも・・・スポット当たってたんでしょうか。半透明っぽくなってたから。・・・きらきら、きれいでした。

●大漁祈願して、ストップモーションして、傘をさしてチサが入ってくるところ。あそこはずっと、兄弟とおばちゃんはストップモーションしてる訳ですが、タツエの右腕が、やっぱり少しだけ動いてて。「すごい一生懸命だぁ。。。」って、ひしひしと伝わってきました。ちなみにカサハラの場合、あんな高いところで、ぴしっと立って、両腕広げることなんぞ出来ません~;;;すごいですタツエさん~!!!あと、服。カーディガンみたいなのが、色がベージュになってて、おばさんぽく見えました!!

●ミラーボール、位置が少し変わってましたね。こっちの方が、床がきらきらしてると、それが海面みたいに見えました♪

●すみません・・・;3回目にしてようやくゴンゾウ(?だったような気が・・・;)の足が悪いってことに気がつきました・・・;すみません~;;

☆足・・・。足・・・。

第20回長野県高校演劇合同発表会 長野県松本深志高校演劇部『南京の早春賦』


場所◆東部町文化会館(長野・東部町)

作◆小川幸司

●なっ、何か壁かわってた気がしました!!気のせいかもしれないんだけど、地区の時は砂壁のような土壁のような感じのものが、白っぽくなってた感じでした。土(砂?)壁の時は、「中国(正式には中華民国なんだけど)っぽいなー。と思ったのですが、こっちはこっちで、「キャンパス内の建物」って感じでした!!

●スクリーンと、字幕~♪前回上手にあった板が無くなってましたね!!でもって、字幕が良くなってました!!(上手側に座ってたからはっきり読めなかったけど;←ヲイ;;;)雰囲気も字体とかですごく出てたし!「目」の写真の出し方も、効果的になってました~!!・・・・・目って、なんかアレですね。おっかなくもとれるし、いろんな風に見えますね。目だけで。・・・目だけだから。

●日本兵もなんか今回はちゃんと先生じゃなくて生徒でしたね!!先生の時は、なんか本当に兵隊っぽくて、めちゃくちゃリアリティだったんですが、生徒だと、仕事慣れしてない感じ。(良い意味で!!)一生懸命こなしてる感じがすごいするんですよ。だからこそ、「あなたたちも日本には、恋人や妻や~・・・」みたいなせりふがぼーんっっっって、来る気が。。。うん。良いです。はい。それはもう。

●気になったのは・・・。BGMがいきなし、ぱっと止まるのは、効果かどうかよくわかんないのですが、微妙なトコで止まっちゃってて「あ!!;」だったのと、最後らへんの、アデラが「日付の感覚が無い・・・」~自殺して幕が下りるとこ。机やイスがスポットから少しずれてたのかなぁ?あんまし人の表情、姿・形がとらえられなくて、切なかったです~;

☆日本兵が高校生だったとこっ

Sunday, September 21, 2003

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 松本松南高校演劇部『屋上から見える空』

@塩尻市レザンホール

作:大谷雄大

●「木暮コウイチロウ」くん・・・「父」・・・そして「マモル」・・・・。そうっ。あなた様です。かっこよさすぎ!!!1時間ときめきっぱなしですよ!!去年からずっとときめきっぱなしです。男に見える・・・。(カサハラは男役がすてきな女の子にメロメロ*)男の子以上にカッコいいですよ?!はい。今回はみんな、男の役の方は本当に男に観えました。歩く時とか、ちゃんと歩幅大きくて、身のこなしとかも笠原のクラスにいそうなアイツを連想したり。すごー。研究・ツイキュウしたんでしょうねぇ。。。ほぅ。

●表面上さらっとしたちょぴっと恋愛がすきなワタクシ。この作品はなんとも言えず・・・。ちょっぴり歯がゆい感じもしてそこがいいですよねぇ。。。*=_=*ぽぽ。青春ってこんなのもあるのでは。きっと。

●また、「屋上から見える空」とありますが、舞台上の装置がかなりシンプルisベストだったもので、そこが屋上だってことに気づかされたのが、そういうせりふが出てきてからでした。「白い柵っぽいのがあるけど、なんだろ」という感じでした。屋上か・・・。素敵な屋上だ・・。

●途中で、たき火の電気がつかなかったシーンがあったじゃないですか。私あれ、ほんとのせりふなのか、アクシデントなのかが未だにわかりません。どっちにでもとれるのです。すごく自然な流れで、どっちでもおかしくないなぁ。。。と思うのです。いやー。知りたくなってきたー。

●それから、「だいすきだからあきらめられる」みたいなせりふがありました。ものすごい影響力。13校の13作品のどんなせりふより、今の私にとって、すごいこと。------私の中で、まだ格闘中の、せりふ。

☆ほんとに女子高かと思うくらいの男っぽさ(すごい良い意味でね!!ほら、女子高となると、男子ウォッチングが出来ないじゃないですか。それで。決して変な意味に取らないでくださいっ)

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県明科高校演劇部『女王陛下とクーデター(明科高校版)』

@塩尻市レザンホール

作:町井陽子

●ぁあ・・・。去年ちょっとはれんちなのをやったとこか・・・。(非常にすみません;人(学校)を見た目で判断してはいけなーい!!)と思い観てたはずですが、なんだか去年・・・いいえ。「GRADUATION」→「静物画」→そして「女王陛下とクーデター」と、すごくいい感じによくなってきています!!「女王陛下と・・・」の世界に入れた気がします。ほんとになんかすごいです!!それは舞台装置にも現れてましたよね!!何ですかあのふぁんふぁんとぴかぴか光って鳴るヤツ!!すごっ。しかも布張り(に、見えた)の階段まで!!田川さんの「くじらの墓標」でも階段は出てきましたが、なんかこっちはこっちで(もし、万が一変な風に聞こえたらごめんなさい。全部良い意味でとってくださると嬉しいです。)すごい!!!私は上手側に座ってたので、階段がさらにどうなってるのかが気になりました。時計も丁度良い時刻にあわせてあったように見えましたし。すごい凝ってる。でも、時計の横の絵・・・絵画?はズレてるように見えたんですが・・・気のせいでしょうか。壁の板と平行じゃなかったような気が・・・。演出?う~ん・・・。

●レイ役の方、1番惹かれました。目がいっちゃう。衣装とかじゃなくて。オーラが違うんですよ・・・。講師の先生の仰る通りだと思います。

●最後にぱらぱら降ってくるのは、なんかあの世からのお迎えみたい。ちょっときれい。もしかしたら無理な体勢で倒れた人もいたかもなのに、なんであそこまでぴたーーってストップモーションできてるんでしょ!!尊敬の意を表せずにはいられません。

☆ぴかぴか光ってふぁんふぁん鳴ってる機械

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県松本蟻ヶ崎高校演劇部『「飛びます」3』

@塩尻市レザンホール

作:斎藤泰弘

●過去の上演記録(合同発表会)を見たところ、8年前にも蟻高さんはこの劇やってらっしゃったみたいなので、どんなものかと思ったらギャグだったのですね!!

●「スチュワーデス1」役の方がすごくノリノリで、観ていて楽しかったです。この方自体の「応用」っていうか、臨機応変?って言えばいいのかな。それがすごくて、「おお・・・!!」と思いました。「スチュワーデス2」か、「3」がかんでしまったんですよ。せりふを。「スチュワーデス1」がかんだ直後に。そしたら「1」はすごく普通に、「お互いにね」・・・。本当にすごかった!私が以前とある舞台に出演したところ、あるハプニングが起きたのです。そしたら考えること成すこと全てが「カサハラリカ」として動いてしまって。もうあれは直視することが出来ないモノになってしまいました。舞台上に自分を出してしまった。悔しかったんです・・・。ところがどっこ~い!!普通に「お互いにね」。しかも動き付き。もしあれが、ほんとに既成であったせりふだとしても、頭が上がりませんよ!!ちなみに、紙コップ落としてしまったとこのフォローは微妙でした・・・;私と同じように、一瞬だけ役柄じゃない、生の自分が舞台上に出てしまったのでしょうか。

●スカーフも、してるかしてないかわかんなかった~;ですね。私のぱっと見では、「2」か「3」(すみません;どっちがどっちだかわかんないんです;)がしてない。あるいは白系のスカーフをしてる。に見えました。スチュワーデスたるもの(飛行機乗ったことないからわかんないけど;)、やはりスカーフはすべきだと思うのです。先輩(第×期生とか・・)は***色、後輩は++色~とかってのも、見た目でも上下関係出ますよね。ちなみに、靴の色は私の位置(20列目くらい)からはわかりませんでした。

☆スチュワーデス1の、妙にスチュワーデスっぽいところ

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県松本美須々ヶ高校演劇部『少女監禁(R指定)』


場所◆塩尻市レザンホール

作◆たかのけんじ

●去年の再演ですね!!でもでも舞台に出る人の数が2倍以上になってますね!!!

●カサハラ、最初に美須々が「少女監禁(R指定)」をやると聞いたとき、まずは「へぇ~。またやるんだ~」と思ったのです。そのあと純粋に「何歳までが観れるの?!」と疑問が出てきたのです。R-18?でもそしたらその劇をやってる人とかは???18に満たない人だっているでしょ。R-15?ぐぇっ。そしたら観れないじゃん!!あと半年(で、卒業=観れる)なのに!!R-12?ん~。(リュック・べッソン監督「ジャンヌ・ダルク」はR-12でした。小学生未満は親の同伴が必要。みたいことだった気が・・・。)しかもパンフにも何も書かれていなくて・・・。ふと思ったのです。「少女監禁(R指定)」というタイトルなのか?!って。とんちだ!!一休さんだぁ!!と思いながら、受付の兄ちゃんに聞いたら、「あ、多分観れます」って。多分?ま、とりあえず観よっか。あはは。と思い観たのです。結局どっちだったんでしょう。

●ん~。最後のシーンはびっくりですねぇ。去年1回観てた訳なので、せりふ、展開は読めまくっていたのですが、(それでも1時間はブラックホールに消えてしまいました。)去年・・・ぁ~; 終わりが鮮明に思い出せませんが、目隠し、鎖(何て言えばいいんだ~。ぁ~。)して毛布に潜りこまなかった気がするし。しかもみんなストップモーションすぎだわ!!いや、動いてほしかった訳じゃなくて、きれいなストップモーションだった。。。カッコイイ終わり方だったなぁ。。。

●能が高校演劇で出てくるとは。誰か予想した人、いますか。いませんよぅ。カサハラ、「鬼子母神伝説」って知らないんです。去年から「らくしゅみん(って聞こえるの;)って何だぁ。」と思いながら観てたんですね。今年はそっちがよりわかりやすかったかな。比較しちゃって申し訳ないんですけど。うん。黒子とか、なんか洋風と和風が混在するモダンな空間でした・・・!!

●私としては(すみません;;;比べたい訳じゃないんですけど!!!)去年の方が、こう、「こころ」が見えた気がいたします。ドキドキで、ワクワクでした。今年、色々あったじゃないですか。黒子もすごくいいのだけれど、警察官とかはいて当たり前なんですが、なんていうか。検事は検事のままがよかったかな・・・。そう!!!2人の空間・空気・ぴりぴりくる限界みたいなものが、他のもののエネルギーで(そこにいるだけでもどうしてもね)かき消されちゃうのですよ。なのでそこらへんが見えにくかった。だけど全員1年生なんですよね!!よくあそこまで出来たなぁ・・・って惚れ惚れです!!「女」とか「少女」はもう高校生に観えなかったですよ***すごいぞぉっ。

☆最後、少女が目隠しとか、足に手錠みたいなのをつけて、毛布に潜り込むとこと、それをじっとストップモーションで見つづける周りの人々

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県松本県ヶ丘高校演劇部『優しいと言えば,僕らはいつもわかりあえた。』

@塩尻市レザンホール

作:横内謙介
脚色:長岩飛鳥

●ノリノリ~で始まり、ノリノリ~で終わった感じ・・・♪何を隠そうお知り合いさんがいたので、かなり「あは*」って観てました。最初はよくわかんなかったんですが、だんだんこう、その・・・オチャラカホイ(笑)に繋がってきました。っていうかいいよ!!「オチャラカホイがしたいんです」って言って、マジで、純粋にオチャラカホイやったとこがすごいよかったですね・・・(そうなの?!;)私オチャラカホイ知らないので、今度一緒にやりましょう。

●計画をだんだん言ってって、全員でハモって(すごいかっこよいハモりだった・・・。)「20:05(だったっけ?;;;)、解散」までがすごくすごくかっこよかったです!!正子が言い始めるとこからかっこよくなってきて・・・。しかもその後のBGMも、最近私が観てきた高校演劇には出てこなかった感じのモノだったんで・・・。「ぉおう!!」と思いましたね。

●1人1人がなんかイキイキ☆してた。。。去年はずっと座りっぱなしでしたからねぇ。「誰がどの役!!!」っていうのって、見た目(衣装)、声なんかもそうですが、「動き」もこう・・・大事だと思うのですよ。1人1人が「よしお」とか、「山田」とかっていうのを物語ってる気がしました。

●最後、空に向けて撃ったのは。。。きっと。。。

☆計画を言っていくとこ

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県松本深志高校演劇部『南京の早春賦』


場所◆塩尻市レザンホール

作◆小川幸司

●すごい。ほんとすごい。小川先生の作品はふたつしか観たことありませんが、本当にすごいです!!!

●壁とかも、よごしをかけてあって・・・。本物っぽかったです。ピストルも。「ベルゲン・ベルゼン」の時もああいう・・・運動会とかで使いそうなやつでしたよね?!リアルです!!

●照明も、横から照らすのがあって、それが印象的でした。また、最後にアデラが自殺するとこなんかも、暗くなって「この先どうなるんだろ・・・」って思ったら、本当に発射しているじゃないですか!!ぴかって光ってたし・・・。で、また明るくなるとは!!すごく効果的です・・・☆☆すごくいいですねっ>▽<

●何度でもいいます。深志の演劇は・・・実際に本人がいます。いるのです。舞台上にいるのは高校生じゃない。教師じゃない。アデラであって、由美子であって、日本兵なのです。しかもあんなに滑らかに日本語のみならず、英語・中国語話されたらたまったもんじゃないです!!!(全部良い意味でとってくださいね。)本物がいるから引きこまれて、時間は風の如く去るのです。

●all中国語とか英語で話す時、スクリーンに字幕がありましたけども、あれは後ろの席だと絶対的に読めませんです;;;一昨年も見えず、ちんぷんかんぷんでした。>_<しかもちょっとズレてて・・・んー残念。講師の先生も言ってましたが、私も右の真っ黒い板を使用した方が良いのでは・・・と思いました。

☆アデラが自殺するところ

Saturday, September 20, 2003

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県豊科高校演劇部『ちゃんとした道』

@塩尻市レザンホール

作:小川未玲

●この作品、私読んだことあるんです。(「せりふの時代」ですよね?!違ったらすみません;)で、びっくりしたのが、「女」のテンションが高いっていうか、明るめの性格だったこと。まぁ小学校の教師だったら当たり前だったのかもしれないのですが、その「せりふの時代」に載ってた写真の女はめがねかけてるし、必要最低限のこと以外は喋らなそうだったから。。。あ、別にコピーをやってほしかったって訳じゃなくて!!豊高さんらしくて、こういう「女」もあるんだ・・・と、新たな発見だったのです。でも、もう少しだけ静かでもよかったかもにゃ~なんて、「どっちだよ;」といわれそうな感じもしてます。そうすれば、「女」が裏切られた~ってことをほのめかすとこが、もっとこう、ぐぃ~っと目だったかなって。というか、「女」の人、キャンデー・生田じゃないですか去年の役柄で言うと!!うっそ!すごい。去年ジャーマネ・村松とのやりとりが、印象に残ってたんです。パンフで確認するまでわかんなかった!!!

●医者役の方、立ち姿がすごくかっこよかったですよ。私は「若い医者」に見えました。

●「バンク・バン・レッスン」、「ファントム・ペイン」、「ちゃんとした道」・・・と見てきた訳です。ちょっと「バンク・バン・レッスン」のはじまりはあまり鮮明に思い出せないのですが、「ファントム・ぺイン」とこの「ちゃんとした道」ははじまりが本当に良いです。それで引き込まれる。毎年引き込まれてしまいました!!最初ってせりふがあろうがなかろうが、ともかく大事。ごちゃごちゃしてるようで少しずつはけていったり・・・。側転はかなりびっくりでした。次回も私を引き込んでください☆

●ただ、最後になるとみなさん気ぃ緩んじゃうんでしょうか。せりふかんでしまったこと、BGM間違えてしまったことは「あちゃー」でした・・・;;;あと、蝉の鳴き声は、せりふを喋っている間も、小さいボリュームで良いので、流しつづけてほしかったです。

☆最初!!

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県松本筑摩高校演劇部『スピッツベルゲンの城』

@塩尻市レザンホール

作:木村 哲

●「1年生でここまでやれる!!!」というのを、ばい~んと観せられた感じです・・・。0からのスタート。部員は2人。でもこの作品には2人が出てきた。つまり照明などなどは、他の人ってことでしょ。私と1歳しか年変わらないのに。私だったら出来るかな・・・・・と思った公演でもあったり。

●舞台装置がなんだかそれっぽくて。よかった☆私も気になったのですよ。「沖縄のポスター」が。なんかほんとどっちにもとれて。わざと、演出でぴら~ってさせたのか、幕があがる直前に画鋲が取れたのか。

●あと、停電・・・っていうか、電気をとめられたとこ。照明の消え具合とか上手かったですね!!あれって、地下だから真っ暗だったんだよね・・・。

●ひとつ気になったのが、「男」のせりふで、『誰も行きませんし、誰も行けません』って聞こえたのです。あってるような、あってないような微妙なせりふで・・・。滑舌がぁ。。。。;;;

☆沖縄のポスターのはがれ具合

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県田川高校演劇部『くじらの墓標』


場所◆塩尻市レザンホール(長野・塩尻)

作◆坂手洋二

●もう本当にキャラクターに関しましては非の打ち所がございません。

●あれですね!!暗転青かったですね!!すっごく嬉しいんですけど!!蒼穹祭公演の時に、去年くらいから感想記入用紙に「青い暗転にしてくださいー」って書いてたからでしょうか(笑)。私がはじめて観た高校演劇が、2001年の「神々の国の首都」蒼穹祭公演(初日)でございまして!!あの青い暗転は忘れられない。きっと一生こころに残る。なので2年?ぶりに(東京の公演ではどうだったかわからないのですが)美しい暗転で、ものすごく光栄です!!ありがとうございます!!!暗転が長かったり、あるいはモノの移動でうるさかったりすると、ふと我にかえって「あと何分だ?」と時計をチラリと見てしまうものです。そのシーンとあのシーンのつなぎめが切れちゃう感じ・・・。(あくまでカサハラ論)青だと神秘的で合ってる気がしますねぇ。暗転だけで美しい。人が動いても・・・ううん、人が動くからこそ美しい気がする。音も気にならない。田川高校の演劇部のイメージカラーは、私的に青と黒なのです。いつまでもきれいできれいで美しい暗転でいてください♪

●ミラーボールはああ使ったんですね!!っていうかそれまであることなんてわからなかった;;;私が座ってたとこからだと、上の短い幕と、舞台装置の隙間からミラーボールが見えたんですが、なんかそれが・・・・その、舞台装置の淵部分が海にみえて、その隙間から差す光が、夜の海と、お月さまみたいに見えた・・・。訳わかんなくてごめんなさい;;

●私としてはせりふを重ねて言うの・・・。超主要せりふなら(って、要らないせりふなんて無いと思うのですが、「それ」を聞かないと話が進まないようなせりふ。。。)話は別ですが、重ねて言うからこそせりふを大事にしている気がしてだいすきです。

●最後にイッカクが机に刃物をぐさぁぁぁぁぁぁっって刺すとこ。あそこは私的にせりふと喋り方によって静かに冷ややかに盛り上がる気がしたので、赤くしなくてもよかったかな~。なんて思いました。でもほんともう、頭があがりません>_<

☆青い暗転。。。

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県穂高商業高校演劇部『きこえるかい』

@塩尻市レザンホール

作:鍋田千草

●「中信に初めて出るのかー」と思っていたらさらにスケールでかかったんですねぇ!!旗揚げ公演を観ることが出来て光栄です!

●アルカディアン役の方が、女ということはわかって観ていたのですが、女に見えなかったです!!きゃ☆(危&恐)ってことをお友達に言ったら(劇のあとに)「え~?!そうだったの~?!」という反応が・・・。どうやらワタクシは、そういう気は全く無いのですが、でもかっこいい男役を見事に演じてしまう女の方にめろめろしてしまうっぽいです。くはぁっ!!

●あと、ハムダイスキーさんのような方がひとクラブにひとりいると演技の幅が広がりますよね~。最初、幕があがった時は、後ろが黄緑だったので、あと細いので、きりぎりすに見えました☆(すみません。もうほっておいて。。。)

●明るくなってしまったのにまだスタッフさんがいたのはよくないですねー。かといって暗転長くてもよろしくありませんが。そのシーンで使用されてたバーの赤い布。わざとあるとことないとこがあるのかはわからないけど、微妙だったかもしれぬですー;;;

●あと、衣装、アルやシンシアはアニメとかゲームとかでありそうな格好だったのに対し、アリアはホントに街中にいてもおかしくない格好で・・・。ばらつきがちょっとあるかも・・・などと思いましたです。

☆アルとシンシアが一緒にいる時の衣装の色ぐあい(?!)

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県塩尻志学館高校演劇部『仮想現実』

@塩尻市レザンホール(長野・塩尻)

作:米永道裕
潤色:塩尻志学館高校演劇部

●ぎゃー。すっごい良い!!かっこいい。(観劇直後のメモをそのまま掲載。笑。)

●康夫役の方!!もうすてきすぎです。去年の麻美役で衝撃受けたのに、さらにくらっちゃったよぉ。今年はまたさらにこう・・・☆☆☆すてきになられて・・・☆男役合いますね!!ちゃんと男の人に見れたもん。あ、でもさすがにズボンおろされた時は一瞬びっくりでしたが。。。最後マキに帽子かぶせる時とか・・・すごくいいー。あそこで接吻なされたらさらに・・・と少しだけ思ったのですが、よく考えたら帽子が接吻だったのかしら・・・なんて思ったり。

●麻紀役の方はすごい大人っぽかった。ノリがよく、歯切れもよく・・・。演出もこの方ですし!!・・・・・ぁれ?煙草・・・吸ってた?!ぇっどーやって?!0_0;

●マネキンちゃん達、本当によかった。ほんとにマネキンって感じ♪個人的にはヒデジイ!!ちゃんと一体一体、本当にマネキンに見えたのです。最後のマキのせりふがたまりませんねぇ。

●「やーす、や-す」って、多分録音して、それを流してたんだろうと思うのですが、すごくクリアな音質でしたね!!普通なんかの効果音とかを流すときって、「さーーーーー」って音するじゃないですか。(テープとかだとそうなるのかな???MDってどうなんでしょ。)それがなくて。すごく聞きやすかったです。

●一箇所気になったのは・・・。時間で言うと2:00くらい。康夫と麻紀が口喧嘩し、麻紀がヒデジイの前を帽子を取らずに通って行ったとき。なぜ故ヒデジイは「帽子をどうぞ」って言わなかったのでしょ・・・。すごく気になっちゃったのですが、あとはもうすごすぎて何もいえないわ!!!

☆最後の、「どうしたの」「何か困ったことでもあったの」「あなたなら大丈夫よ」「頑張ってね」と、麻紀の「やっちゃん、やっちゃんもう頑張らなくていいんだよ。だってもういっぱい頑張ったもんね」みたいなせりふ。

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県木曽高校演劇部『真夏のホットコーヒー』

@塩尻市レザンホール

作:歌鮪

●幕が上がる前、何故かステージから「がんがんがん・・・ごっごっごっ」という妙な音が・・・。とんかち?の音だったのですね!!本番中、テーブルがガタ揺れで、「ああ多分あれだな・・・」と思いました。そんなアクシデントもあるんですね!!

●去年よりすごいよくなってますね!!成長っぷりがうかがえましたよ~。特に去年はリット役だったマスター!!木曽高校の、来年・再来年の公演が楽しみです♪去年指摘された「目を見ていない」というちょっとキツイつっこみ(???)も見事克服してたように見えました!!(後ろの席だった&目ぇ悪いんです・・・;すいません;)

●せりふがききとれないとこがほのかにあって、すごい残念でした。そして笑いのツボを逃してしまった・・・。ああ・・・。それから、強盗さんが座ってたイス(カウンター席の)が、暗転して、そして明るくなってからも(つまり日がかわっても)向きが直ってなかったのがすごく気になっちゃいました~~~;;;

☆父さんの人柄♪

第18回中信地区高等学校演劇合同発表会~ゆめ舞台2003~ 長野県大町高校演劇部『myself』

@塩尻市レザンホール

作:玉村 徹
脚色:羽水高校演劇部
潤色:大町高校演劇部

●町高演劇部の公演を観たのは初めてで、すっごくどきどきでしたぁぁぁっっ♪なんかすごーい!!今までみてきた高校とはやっぱ違う味持ってて。これからも是非出場してくださいね!!

●ドライアイス(orそれっぽいもの)使用してました!!会場の人結構むせてました!!(笑)幕あがったとたん急にあれでびっくりでしたよ。ステージから徐々に煙(っていうのかな?あの気体名ってナニ!?)がくると同時に、カサハラも「myself」の世界にGO!する感じでした。

●すっごいノリノリで、最後までついてゆくことが出来ました!!引っ張ってく力ってのが、町高のみなさんにはありますです。

●白雪姫のドレス、凝っててすごくよかったですね。転んでも足が見えないほどパニエ(って言った気が・・・;;;)がつまってて、ぽよぽよふあふあ♪着てみたいって思ったぁ!!(うわぁ似合わない)

●体の動きがよかったです。翔役の方のストップモーションがきれいでした。この方の演技にもうめろめろですよぉぉぉ。

●切り替えがちゃんと出来てるってすごいことだと思います!!劇中劇と普通の劇が混ざるとカサハラは何が何だかわからなくなるので・・・(滝汗;)。

●ぉおっと!打ち逃す(?)とこでした。最初の、聖書のシーンで横のスポットがあったのです。それすごくよかったです。効果的。

●カサハラもそうですが、たまにろれつが回らなくなるのですよ。滑舌悪いと。それは私も4月までにはなんとかしなくては~と思いました。

☆白のドレス***

Monday, July 21, 2003

長野県松本深志高校演劇部 第56回とんぼ祭公演『魚の祭』

場所◆長野県松本深志高校 講堂(長野・松本)

作◆柳 美里

●お父さん役の方が顧問の先生っっっ!!!これでまずびっくりでしたよ。やっぱ成人の方だと煙草も吸い放題です!!!リアリティが増してきました。携帯の着メロが三人祭、お母さんの鼻歌が松浦なのも◎。ポイント高し(笑)。

●西瓜とカレーも本物でした。西瓜割りなんて本当にしちゃってて・・!!よく当たってましたね。目隠しして。きっとすごい頑張って特訓(???)してらしたんでしょう。多分カサハラがやっても、ヒビが入るかどうかです。(汗)

●声がすごいハキハキしてるんですよね。深志さんって。ハキハキしてるだけじゃない。声もきちんと通るから、声だけでもひきつけられるトコがあるんです。逆に、常に大きいと強弱がつきにくいんですが、ちゃんとついてるし!!!

●舞台装置が今回はすごいリアルでした!!だんだん生々しくなってきてて良いです。ブティックハンガーっていうんですか?ああいうのがあったり、TVにいたっては実際にビデオ流してたり。たまにくずれて見えた時もありましたが、ちゃんと「1つの部屋・家」と見ることができました。お葬式のところなんてもうホントすごい。人の死を扱う劇なら沢山ありますが、お葬式のセットを実際に出しちゃうのがすごくいい。リアルだぁ~!!!スクリーンも効果的です!「ベルゲン・ベルゼン」の時は遠くて何がなんだかわからなかったんですが、すごいわかりやすいし印象的な写真ばかりで。ああいうのって写真が駄目だと逆効果なんですが、もう・・・あれだけでも芸術☆

●ただひとつだけ気になったのは音響。窓とかドアを開ける時にセミの鳴き声が大きくなるのはとてもいいけど、その強弱が大きかったり、全体的に音響のボリュームが大きめだったので、ちょっと聞き苦しいところがちらほら。簡易スピーカーならそういうトコにも気を配ったりしなきゃなんだな・・・ってことを改めて実感しました。

☆カレーが本物で、マジで食していたところ

(日記にもちょこっと感想書きました。こちらへ。)

Sunday, July 20, 2003

長野県田川高校演劇部 第21回蒼穹祭公演『A・R~芥川龍之介素描~』


場所◆長野県田川高校 小体育館(長野・塩尻)

作◆如月小春

●やっぱ音響切ないよねぇ。会場入ったとたんにもうA・Rの世界に浸れるんです・・・。

●くじらの墓標は1番前の席取れなかったので、「これだけでも!」と思い会場に1番に入っていったんですね。そしたらもう誰か座ってて。「夏服の男」だったんですけど。劇がはじまるのも、暗くならずにはじまった・・・というのはもしかしたら初めてだったかもしれません。

●またまた去年気になり、今年も出演していらっしゃった「妻」役の方(去年はアキ役)、あの人の声だいすきなんですよ。演技も。カッコイイ。女なのにカッコイイ。そこに色っぽさなどなどが表れてるから、カサハラもとりあえず1人の女として観てて想う。カッコイイって。 それから良秀役の方。去年はコンデ役の方!あの方は女だからカッコイイ。体全体がすごいしなやかだったように見えました。男にちゃんと見えてカッコイイ。だけどやっぱりホントの男には出せない「男」がある。それが出てました・・・♪うわぁ~!!とにかくカッコイイ!!

●それから、「子供」という役が田川高校の演劇では今まで出ているのを観たことなかったので、今回すごいびっくりでした。本当に子供かと思っちゃた・・・。本当に。

●セットがほとんど「くじら」と同じなんですよ。シャッターの部分はがらがらがら~って部分が無くて、門って感じ。そして階段として使われていたものはありとあらゆることに使われていました。それが「くじら」の方では階段だったってことに、途中から気づいたんです。それくらいもう、例えばバーのソファーやイスならソファーやイスって錯覚させちゃうんです。ここら辺が田川マジックだぁ。

☆「母さん」

(日記にもちょこっと感想書きました。こちらへ。)

Saturday, July 19, 2003

長野県田川高校演劇部 第21回蒼穹祭公演『くじらの墓標』


場所◆長野県田川高校 小体育館(長野・塩尻)

作◆坂手洋二

●イッカク役の方、チサ役の方に惚れ惚れデス☆★☆去年からすごく気になってたんですね。もうすごいとしか言いようが無いというか、とにかくあこがれですね。

●去年より照明の数が少なかった感じがしたんですが(あくまで感じ。)、でもその分1つ1つの照明が意味のあるものになってた気が・・・。どの照明もすごい効果的でした!!また、今回もマジックミラーを使用していたのですが、リユースしようという精神とか、演出効果としてすごい効果的です!!!マジックミラーのマジック部分を使う時、青いスポットだったのも(海の中だから当たり前なんですが;;;)印象的でした!!!

●くじら(長男さん)をつかまえる時なんかもう大迫力ですよっっっ!!!しかもそれを新体操のような動きとかリボンで表現できちゃうのがすごい。いっぱいいっぱい身体訓練をしてきたんだなぁ~と、しみじみ思いました。波とかもう・・・すごい。布で、バッッッと兄弟を隠して、いきなりみんないなくなってたのもびっくりでしたよ。音がしてるっていうのはわかったんですが、まさかそういう展開とは!!!

●BGMもいつものことながら、こってます!!ああいうのってどうやって探してるのか知りたいです。この作品にミラクルストレートばきゅ~んでした!!切ないんだよ・・・毎回。くぅう。

●暗転を青くしてほしいなぁ。。。すごいキレイなんですよ。(>▽<)

●今回1番びっくりしたのは、田川の演劇って、1回だけじゃ全然理解できないんです。あ、悪い意味じゃなくてね。ものすごく奥が深くて、積み重ねのある劇なので。2回見たのに、「天皇と接吻」はよくわかんなかったんですよ~。これは単にカサハラがおばかなの。ところが、この「くじらの墓標」は、わかる。最後までついて行ける。・・・・なんででしょう。きっとここまですっごい努力をしてきたんでしょう。3月からやってきたってことは、4.5.6.7・・・5ヶ月!!約半年じゃないですか!でもこれが終わりではありません。8月9日は頑張ってください!!(カサハラ東京に行っちゃいますよ!!まじで!)パンフもどきどきでしたよ・・・♪

●私、田川さんの「セリフを大事にするところ」、だいすきです。

☆「魚は泳ぐ、泳ぐはくじら」

(日記でもちょこっと感想書きました。こちらで。)

Friday, July 18, 2003

劇団Shooting Star『父と暮らせば』

@学内の芸術鑑賞

作:井上ひさし

●もう牧野内さん、松下さんにめろめろでした!!初対面(役者と観客としての)だったせいもあって、「牧野内さん」と「松下さん」はそこにいないんですね。代わりに「父」と「美津江」がそこにいる。こんな気持ちにさらわれたのは、01年の「ベルゲン・ベルゼン」以来で、本当に2時間があっという間に過ぎてしまいました。

●ちなみにカサハラは、時計の針が動いてたこと、最初の暗転からわかってましたよ♪えっへん。暗転しててもやっぱ人がどう動いているかっていうのがわかるもんなんですね!!この作品のは、ちょっぴり暗転が長く、我に返ってしまうことがよくありました。せっかく劇に浸かっているから、最後まで浸かりたい!!だから暗転は長くしちゃいけないってことを身を持って実感しました。(>_<)

●また、照明の使い方がすごくイイんです。2つの太陽の使い方とか、雷。うん、カサハラは雷に衝撃を受けました。しょっぱなから。

●野菜とかお茶とかが全部本物っていうところもびっくりしました。水くらいは本物っていうところもあるでしょう。でも人参とかキャベツ(?)とか、全部本物。しかも、たまに本物とニセモノ(???)を統一してない劇があるんですよ。そういうの見てるとむかむかするんですが、全部本物!!この精神がすごいと思います。すごいです!!!

●何故かカサハラは、父が幽霊だってこともわかってました。なんでだ・・・???「っていうか徴兵されるでしょう」みたいなことを考えていたんでしょう。実際は徴兵されなかったみたいですが・・・。だけど劇が終わっても幽霊ということに気づいてない人がいたのには驚きました。

●あと、目上の方にあれやこれや言うつもりはないのですが、個人的にBGMが流れてるのを、セリフが始まると同時にプツリと切ってしまうのはカサハラとしては好きじゃありません。例えば雨とかセミの鳴き声。少しの音量だけでも続けて流して欲しかったかもです。音響係として聞いていると。

●上でかなりナマイキなことほざいてますが、でも全体として訴えるものが大きく、「観てよかったぁ!!!」とすごくこころで感じました。部長はこれで泣いたそうな。カサハラもそこまではいかなかったけど、ぐぅぅっっっときました!!!ありがとうございました!!

☆食品関係が、全部本物だったとこ。